
朝の情報番組で大学芋の特集を見ました。照りのある蜜とほくほくの芋が映るたびに、無性に食べたくなってしまいました。けれど、ふと「秋といえば何を思い浮かべるだろう」と考えてみると、いろんな味覚が頭に浮かびました。
まずは秋刀魚。脂がのった季節の味は格別ですが、私はなぜか背中の部分しか食べられません。それでも焼ける香りを感じるだけで秋を実感します。次に栗。最近は一年中見かける甘栗ばかりですが、ほくほくした栗ご飯や渋皮煮を思い出すと、やはり秋の風情を感じます。そして何より梨。みずみずしくて、しゃりっとした食感がたまりません。夏はメロン、秋は梨と決めているくらい好きな果物です。
皆さんは秋といえば、どんな食べ物を思い浮かべますか? それぞれの秋に、それぞれの味覚があるのだと思います。
そういえば、大学芋の映像を見て書き始めたのに、さつまいもがリストに入っていませんでした。思いつきって面白いものですね。

