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Cableguys PitchShaper|ピッチ変化を描いてループできるピッチモジュレーター

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■ごきげんポイント

  • フットペダル的なピッチ変化を“描いて”ループできる
  • 動きを音から独立して設計できる
  • 作編曲工程でそのまま武器になる

■いまいちポイント

  • MIX工程の整音用途には向かない
  • 発想がないと単なる特殊効果で終わる可能性もある

誰に向いているか?

  • ギターやベースなど竿もの奏者
  • 自分の演奏をシンセのように動かしたい人
  • サンプル素材を演奏的に変形したい人

自然なピッチ補正を目的とするツールではありません。
本製品が力を発揮するのは、作編曲工程です。


はじめに

ギタリストであれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

自分の演奏に、シンセのようなピッチモジュレーションをかけられたら、と。

DigiTechのWhammyを踏み込む。
ゆっくり持ち上げ、急激に落とす。

あの踏み込みの感覚は魅力的です。
しかし、それはその瞬間の表現であり、同じ動きを正確に再現することは容易ではありません。

もし、その“踏み込み”を描き、正確にループできたらどうでしょうか。

PitchShaperは、その発想を実現する製品です。


これまでの3つの方法

ピッチ変化をループとして扱う方法は、従来おおよそ次の三通りでした。

① エフェクトをかけた状態で録音する

フットペダルなどでピッチ変化を加えながら演奏し、そのままDAWに取り込んでループする方法です。

演奏的で直感的ですが、動きは固定されます。
後から性格を大きく変えることは困難です。


② ループ後にオートメーションを書く

録音素材をDAWに取り込み、ループさせた上で、そのトラックに対してピッチオートメーションを描いていく方法です。

ループが長ければ、その長さ全体にわたって動きを設計する必要があります。
同じ動きを繰り返す場合は複製することもできますが、いずれにせよ

動きはトラックの時間軸に密着しています。

ループ長を変更したり、動きの性格を変えたりする場合には、再調整が必要になります。


③ オートメーションを書き出してからループする

ピッチ変化を含めた状態でバウンスし、その音声を素材としてループする方法です。

完成形として扱いやすい反面、修正が必要になれば再度書き出す必要があります。


PitchShaperで変わること

PitchShaperは、

ピッチの“動き”を後から設計できる

という立ち位置にあります。

  • 音を録音する
  • ループさせる
  • ピッチ変化のカーブを描く
  • 必要に応じて何度でも修正する

ここで重要なのは、

動きが音から独立している

という点です。

音源を差し替えても動きは保持されます。
深さを後からスケールすることも可能です。
ループ長を変更しても、再設計は容易です。

演奏的発想と再現性の両立。
これがPitchShaperの価値です。


モジュレーションという考え方

PitchShaperは単なるピッチシフトエフェクトではありません。

固定波形LFOのように

  • 波形を選び
  • レートを決める

という仕組みではなく、

自分でカーブを描き、その動きをループさせる

という思想に基づいています。

シンセで行われるモジュレーションの発想を、ギターやサンプル素材へ拡張できる。
ここが本質です。


ジャンル適性

  • エレクトロニカ
  • IDM
  • ポストロック
  • 実験的ポップス
  • 劇伴的サウンドデザイン

特に、

ギターをシンセのように扱いたい

という発想には強く応えます。


他製品との違い

DAWのオートメーションでも似た処理は可能です。

しかしそれは、

時間軸上の制御

であって、

動きそのものの設計

ではありません。

PitchShaperは、

  • 任意カーブ描画
  • テンポ同期
  • 深さの後調整
  • リトリガー

といった設計思想を前提としています。

この違いが制作体験に直結します。


まとめ

ライブでは、ルーパーとフットペダルによって実現できました。
DAWでも工夫すれば再現は可能でした。

しかし、

動きを後から設計できる

という自由度はありませんでした。

PitchShaperは、

演奏的なピッチ操作を、作編曲工程で設計可能にするツール

です。

自分の演奏を、シンセのように扱いたい。
そう感じたことがあるなら、強い武器になると思います。

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