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KORG Filter ARK|KORGのフィルターノウハウを“音作り用プラグイン”として解放

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■ごきげんポイント

  • KORGらしい多彩なフィルターキャラクターをまとめて扱える
  • 手持ちのシンセ/音源に味付け的な音作りを加えられる
  • 他社フィルター系と比べても、対応範囲が広い設計

■いまいちポイント

  • 結構設定することは多い
  • シンセを含めフィルターについて全く知らないと何していいか分からないかも

誰に向いているか?

  • DTM初中級者で、曲作り・音作りを楽しみたい人
  • シンセ/サンプル問わず、音源のキャラクターを変えたい人
  • すでに良い音源を持っていて、もう一段階“味”を足したい人

はじめに

KORG から、フィルターに特化したプラグイン Filter ARK が登場しました。

KORGといえば、
長年シンセサイザーを作り続けてきた、日本を代表するメーカーです。

そのKORGが、
自社シンセに搭載してきたフィルターのノウハウを活かし、
音作り用のフィルタープラグインとしてまとめてきた

──そんな位置づけの製品だと感じます。


フィルターって何?(簡単に)

フィルターは、
音の明るさや質感を変えるための音作りツールです。

ローカット(HPF)なども含め、
実は多くの人がすでに使っていますが、
Filter ARK はそのフィルターを
**「積極的に音作りに使う」**方向へ振ったプラグインです。


KORGのノウハウを“外だし”した意味

これまで、
シンセのフィルターはそのシンセ内部で完結するものでした。

Filter ARK では、

  • 手持ちのシンセ
  • サンプル音源
  • ドラムやループ素材

音源を選ばず、
KORGらしいフィルターキャラクターを使って音作りができます。

結果として、

すでに魅力的な音源が揃っている今だからこそ、
そこに「味のあるフィルター」を使う楽しみが生まれる

そんな使い方ができるプラグインだと思います。


機能概要

14種類のフィルターの中から4つまで、重複ありで任意に選択することができます。

それぞれのフィルターを直列に並べるか、並列に並べるか、どれくらいの音量で送るかも「ROUTING」から設定できます。

SINPLE ボタンを押すと、波形とモジュレーションのアイコンが見えるようになります。

モジュレーションは4種類を設定できます。

モジュレーションやマクロはノブ右下の●を設定したいノブにドラッグすることで紐づけられます。

紐づけの状態は「MAP TABLE」で確認できます。


他社フィルタープラグインとの違い

Soundtoys FilterFreak

Soundtoys の FilterFreak は、
Moog系などのアナログフィルターを意識した設計で、

  • LFOによる周期的な動き
  • 「うわうわ」言わせる揺れ感

といった、動かすフィルターが得意です。


Cableguys FilterShaper

Cableguys の FilterShaper は、

  • ステップ/シーケンサー的な制御
  • 細かく作り込める動き

リズムや展開を作るフィルターという印象が強いツールです。


Filter ARK の立ち位置

Filter ARK は、その中間的な存在です。

  • 動かすこともできる
  • 細かい制御も可能
  • それでいて、音色キャラクターの違いを楽しめる

後発製品らしく、
音作りの幅が広い方向にまとめられていると感じます。


まとめ

Filter ARK は、KORGのシンセで培われてきたフィルターノウハウを活かし、
手持ちの音源の表情を広げるための選択肢を増やしてくれます。

DTM初中級者で、
曲作りや音作りを楽しんでいる人なら、
まずは一度試してみてほしい一本だと思います。

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