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■ごきげんポイント
- とりあえず成立までが速い(入口づくりが早い)
- スレッショルド/アタック周りの迷いが減る
- 潰しすぎ事故が起きにくい(薄く効かせる方向に寄せやすい)
- まずAI案で着地できるので作業が前に進む
- 自分の設定が不安なときの答え合わせ(参考意見)として使える
■いまいちポイント
- トラックバランスの問題は解決できない
- 使い方次第ではAI頼りになり、学びが止まる可能性がある
- 「時短目的」か「リファレンス目的」かを決めないと価値が出にくい
SSLの定番「Bus Compressor」に、sonibleのAIアシストが搭載された――
それが SSL autoBUS です。
本記事では、
バスコンプで迷いがちなポイントを、autoBUSはどこまで手助けしてくれるのか?
どんな人におすすめできるのか?
という視点でレビューします。
この記事はこんな人向け
この記事は、
- 曲作り>エンジニア作業で、なるべく早く“まとまり”を作りたい
- バスコンプを入れたいけど、設定で毎回迷子になる
- なんとなく入れたら、潰れた/詰まった/元気がなくなった
- 自分の設定が合っているか不安で、基準点が欲しい
こういう人に刺さりやすいはず。
※今回は「バスコンプを使う前提」で進めます。
「そもそもバスコンプが必要か?」という議論は扱いません。
バスコンプって、どこで迷う?
バスコンプはシンプルに見えますが、つまずきやすいポイントは以下の点のような気がします。
1) スレッショルド(どれくらい潰す?)
- かけすぎると潰れて詰まる
- かけないと意味が分からない
- 「ちょうどいい」が分かりにくい
2) アタック(パンチが消える/バラつく)
- 速すぎるとアタックが死ぬ
- 遅すぎるとまとまらない
- “気持ちいいポイント”が掴みにくい
3) リリース(ポンピング/ノリが崩れる)
- リリースが合わないと急にダサくなる
- でも原因の切り分けが難しい
4) メイクアップゲイン(良く聴こえる罠)
- 大きい方が良く聴こえる
- 音量差で判断が狂う
5) そもそも判断ができない
- 「良くなった…気がする」
- 「入れない方がいい…気もする」
こういう“迷いのループ”が起きやすい。
autoBUSは何をしてくれる?
autoBUSの価値を一言で言うと、
迷子になりやすい部分の“入口”をAIが作ってくれること
です。
バスコンプで時間がかかるのは、だいたい
- スレッショルド
- アタック
- それに紐づくゲイン調整
このあたりの「最初の決め」。
autoBUSはここを軽くしてくれます。
実際の挙動:どこが自動で決まり、どこが残る?
使ってみると分かるのですが、autoBUSは
- 何も考えずに完成(魔法)
- AIが全部決めて正解を出す
というタイプではありません。
体感としては、
プリセット(基準値)がまずあり、そこからAIが“入口の設定”を作る
この感覚が近いです。
特に手助けが効いていると感じるのは
- スレッショルド
- アタック
- メイクアップゲイン
この3点。
一方で、レシオやリリースは劇的に変化する感じではなく、
あくまで「入口作りの補助」という立ち位置が自然でした。
autoBUSの強み:こういう悩みには効く
✅ 1) 「とりあえず成立」までが速い
バスコンプで一番ありがたいのはこれです。
- “良い設定を作る”の前に
- “事故を避けて成立させる”
ここを速くできる。
つまり、
脳死でとりまいける
は、わりと本当です。
✅ 2) 迷いを減らせる(判断が前に進む)
autoBUSは「音の正解」をくれるというより、
迷いの幅を狭める
この効果が大きい。
バスコンプは触れば触るほど迷うことが多いので、
この一点だけでも価値があります。
✅ 3) 参考(リファレンス)として使える
autoBUSの使いどころとして一番しっくりきたのはこれです。
- 自分の設定が不安なとき
- 判断が止まったとき
に、AIの設定を入口にする。
こういう運用なら、かなり役に立ちます。
逆に:autoBUSでも解決しにくいこと
autoBUSは便利ですが、“万能な上達装置”ではありません。
❌ トラックバランスの問題は直らない
そもそものトラックバランスを正しくしてくれるものではありません。
❌ “かっこよさ”は保証してくれない
AI案が「それっぽい」ことはあるけど、
常に「かっこいい」かは別問題。
最後は耳で決める必要があります。
どんな人におすすめ?
✅おすすめできる人
- バスコンプを使いたいが、設定が迷子
- なるべく早く「まとまり」を作りたい
- 曲作り優先で、ミックスは時短したい
- 迷った時の**基準点(参考意見)**が欲しい
❌おすすめしにくい人
- すでにバスコンプ運用が固まっていて迷わない
- AIが「完成」を作ってくれることを期待している
(autoBUSは“入口の補助”の色が強い)
まとめ:autoBUSは「迷い停止ツール」
autoBUSの立ち位置を一言でまとめるなら、
バスコンプの“入口”を作ることで、迷いを止めるツール
です。
魔法ではありません。
でも、
- 時短したい人
- 参考にしたい人
- 初期値の事故を減らしたい人
には、ちゃんと価値がある。
SSLのバスコンプにAIが載った意味は、
この「迷いのコストを減らす」方向で効いていると感じました。
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