
ビジネスシーンで頻出する
「確認」と「承認」。
どちらも「チェックする」というニュアンスがありますが、
意味はまったく同じではありません。
今回はこの2つの違いを、例文を交えて整理していきます。
【例文】で違いを整理
例文1
書類の内容を確認してください。
書類の内容を承認してください。
この2つ、同じ意味ではありません。
- 確認:内容に誤りがないかチェックする
- 承認:内容を認め、正式にOKを出す
確認は「見る・確かめる」段階。
承認は「責任を持って認める」段階です。
例文2
上司の確認を取ってください。
上司の承認を取ってください。
ここにも明確な違いがあります。
- 確認 → 内容を把握してもらう
- 承認 → 実行してよいと正式に許可をもらう
承認は「決裁」に近い意味を持ちます。
「確認」の意味
確認とは、
確かにそうであるかを調べること
ポイントは
事実や状態を確かめる行為であること。
具体例
- メールの内容を確認する
- 在庫数を確認する
- 日程を確認する
あくまで「事実チェック」です。
「承認」の意味
承認とは、
内容を認めて、正式に許可すること
単なるチェックではなく、
責任を伴う同意・許可が含まれます。
具体例
- 稟議書を承認する
- 申請を承認する
- 計画を承認する
承認は、組織において意思決定の一部です。
決定的な違いは「責任」

| 項目 | 確認 | 承認 |
|---|---|---|
| 目的 | 内容を確かめる | 内容を認めて許可する |
| 責任 | 原則伴わない | 責任が発生する |
| 段階 | チェック | 決裁 |
確認 → 承認
という順番で進むことが多いです。
よくある誤用
❌「内容を確認しましたので進めてください」
(実際は承認が必要なケース)
この場合、確認だけでは正式な許可にならない可能性があります。
特に契約・予算・社内決裁では
「確認」と「承認」は厳密に区別されます。
まとめ
- 確認=事実をチェックする
- 承認=認めて正式に許可する
- 違いは「責任を持つかどうか」
ビジネス文書では特に重要な使い分けです。
何気なく使っている言葉ですが、
意識すると意味の輪郭がはっきりします。

