
『言葉遣い』と『言葉使い』、どっちが正しい?
日常でもビジネス文書でも、「ことばづかい」はよく使う言葉ですよね。
でも、ふと迷ったことはありませんか?
「言葉遣い」と「言葉使い」、どっちが正しいの?
結論から言うと――
どちらも「間違いではない」
でも、おすすめは『言葉遣い』です。
文化庁の見解:どちらも正解。でも……
文化庁の「国語施策」を見ても、明確な定義はありません。
辞書でも「どちらも同義」とされている場合が多く、誤りとはされていません。
ただし、中辞典レベルでは「言葉遣い」が掲載されており、
ポピュラーなのは『言葉遣い』という傾向があります。

迷ったら、【言葉づかい】にしよう
文化庁では、読みづらい言葉や誤読されやすい言葉は「ひらがな表記」を推奨しています。
- 「又は」 → 「または」
- 「及び」 → 「および」
この流れにのっとると「言葉づかい」に統一するのも自然です。
重要なのは、「表記ゆれを起こさない」こと。
💡 ワンポイント豆知識
ちなみに、JIS規格(JIS Z8301)では「又は」「及び」は漢字で統一されています。
フォーマルな書類や仕様書では表記ルールが決まっていることもあるので注意しましょう。
👉 JIS検索はこちら
むすびに:知っているだけで差がつく
「言葉遣い」は一見些細なポイントですが、読みやすさや信頼感に直結する部分です。
💬「あ、この人、文章きれいだな」と思ってもらえるかも。
迷ったら「言葉遣い」または「言葉づかい」で統一。
一貫した使い方が何より大切ということだけ、覚えておいてくださいね。
📚 【言葉遣い】についての記事は こちらにまとめています。
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