
机とテーブルの数え方、正しく使えていますか?
机やテーブルの数え方は、日常ではあまり意識しないものの、場面や用途によって使い分けるのが正しいとされています。
例えば学校の机とカフェのテーブルでは、同じように見えても数える単位が異なることがあります。
この記事では、机とテーブルの正しい数え方や、間違えやすい「台」と「脚」の違い、さらに由来や使い分けのコツまでわかりやすく解説します。
✅ 机とテーブルの数え方
・机は「台」で数える(場合によっては「脚」)
・テーブルは「台」で数える(飲食店では「卓(たく)」も使われる)
・場面や用途で使い分けるのが正しい
実は“机とテーブル”の数え方は一つじゃないんです
学校やオフィスの机、ダイニングテーブル、和風の書き物机……
使われる場面によって、「台」「脚」「卓」「前」など、数え方が変わってくるんです。
この記事では、
国立国会図書館の公式レファレンス資料をもとに、
それぞれの机にふさわしい数え方を分かりやすく解説します。
📚 机の数え方は主に3種類
国立国会図書館の調査データには、以下のような分類が紹介されています。
📝 学習机・オフィス机:「台」
最も一般的な数え方。
学校や職場にある机は「一台、二台」と数えます。
🍽 食卓やローテーブルなど:「脚」「卓」
飲食の場にあるテーブルなどは「一卓(いったく)」や「一脚(いっきゃく)」と表現されることも。
日常ではあまり意識しませんが、和室や飲食店の会話などで出てくる表現です。
🪑 和風の書き物机・脇息(きょうそく):「前(ぜん)」
あまり馴染みはないかもしれませんが、
和室で使われるような小さな机や脇息(ひじ掛け椅子を兼ねた机)を数える際に使われます。
🔗 参考:国立国会図書館レファレンス(公式)
💭 結論:どれも正解。ただし用途次第
- 学習机・作業机 → 台 が基本
- ダイニングやカフェのテーブル → 台(飲食店では 卓(たく) も)
- 文脈によっては 脚 と数える場合もあり
最も汎用的なのは「台」。場面や用途に合わせて言い分けると、より丁寧で伝わりやすいです。
机とテーブルの数え方比較表
家具 | 主な数え方 | その他の表現 | 用途例 |
---|---|---|---|
机 | 台 | 脚 | 学校、オフィス、作業机など |
テーブル | 台 | 卓(たく) | カフェ、ダイニング、会議室など |
「台」が最も汎用的ではありますが、
場面に応じて使い分けると、ちょっと言葉に品が出るかもしれませんね。
よくある質問(FAQ)
Q. 机はどう数えるのが正しい?
A. 標準的には「台」で数えます。場面によっては「脚」と表現されることもあります。
Q. テーブルはどう数える?
A. 基本は「台」。飲食店などでは「卓(たく)」が使われます。
Q. 「本」は机やテーブルに使える?
A. いいえ。「本」は細長い物の助数詞で、机やテーブルには通常用いません。