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UJAM Symphonic Elements PERRCS レビュー|Hans Zimmer監修・簡単操作で本格シネマティックサウンド

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■ごきげんポイント

  • シネマティックな音がカッコよく、映画的な迫力をすぐに得られる。
  • 操作がシンプルで直感的に使える。
  • 定型ビートが収録されていて、打ち込みが速く進む。

■いまいちポイント

  • 一般的なドラムキット代わりにはならないので用途が限られる。
  • 単発のパーカッション音源としては使えない。

誰に向いているか?

UJAM Symphonic Elements PERRCS は、映画音楽やゲーム音楽など、シネマティックな雰囲気を素早く取り入れたい人に向いています。既存のドラム音源では迫力やスケール感が物足りないと感じる場合や、定型パターンを活用して短時間で形にしたい制作者には特に有効だと思います。

はじめに

これまで「Symphonic Elements」シリーズ(STRIIIINGSDRUMSBRAAASS)をすべてレビューしてきましたが、今回はそのラインナップの中でも打楽器に特化した PERRCS を取り上げます。Hans Zimmer(ハンス・ジマー)監修によるシネマティックな設計思想はそのままに、どれだけ手軽に迫力あるパーカッションを扱えるのかを確認してみました。本記事では、その使い勝手や音のキャラクターを中心に所感をまとめていきます。

サウンドとキャラクター

PERRCS のサウンドは、一聴して「シネマティック」そのものです。単体で鳴らしても迫力のある残響と広がりを感じられ、映画音楽らしいスケール感があります。特に、低域のアンサンブル系パーカッションが加わるとトラック全体を支える厚みが出て、劇伴やトレーラー系の制作には非常に効果的ではないでしょうか。
一方で、いわゆるポップスやバンドサウンドに自然に溶け込むタイプではないかなと感じます。
主に「シネマティックな演出を加えたい」という場面での使用が中心になると感じました。

ジャンル適性

PERRCS は、その名の通りシネマティック用途に強く、映画音楽、ゲーム音楽、トレーラーサウンドに特に向いています。重厚なパーカッションが加わるだけでシーンをドラマチックに演出できるため、映像作品やBGM制作との相性は抜群です。逆に、一般的なロックやポップスのドラム代替としては適さず、エピックやオーケストラ的なサウンドを求める場面に特化していると感じました。

操作感・機能

PERRCS の操作は非常にシンプルで、鍵盤に割り当てられたパターンを呼び出すだけで迫力あるサウンドが得られます。プリセットも豊富に揃っており、シーンに合わせたパーカッションを素早く選べるのが大きな魅力です。直感的に扱えるため、複雑な設定に悩むことなく制作に集中できます。
一方で、単発のパーカッションを細かく打ち込む用途には対応していないため、そうした場面では別の音源と併用する必要があります。

まとめ

PERRCS は、Hans Zimmer 監修らしいスケール感のあるシネマティックな打楽器を、簡単な操作で素早く取り入れられる音源だと感じます。映画音楽やゲーム音楽、トレーラー制作などには即戦力になりますが、一般的なドラム音源の代替や単発の打楽器用途には向きません。その分、役割が明確なので「シネマティックな迫力を加えたい」という場面では大いに活躍してくれると思います。

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