Disclosure:
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Eventide『Physion Mk II』トランジェントを分離して新しい音色を作る、独創的なマルチエフェクター

SplitEQでトランジェントとトーナルを分離してぐいぐいいじる
という形式を確立した感のあるです。

Physionの後継で、トランジェントとトーナルを分けた後、
それぞれにエフェクトをかけるプラグインになっています。

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■ごきげんポイント

  • 新しいサウンドを作れる
  • 複雑なルーティンを組まなくてもトランジェントを分離してエフェクトをかけられる
  • トランジェントとトーナルを表すグラフィックが分かりやすい

■いまいちポイント

  • かけられるのは内蔵エフェクトのみ
  • 内蔵エフェクトの種類は少なめ

内蔵エフェクトは以下の感じです。

トランジェントとトーナルそれぞれに、
効果的なエフェクトが厳選されています。

トランジェントとトーナルを分けて処理するという考えは、
Eventideだけというわけではありません。

シンプルにもあります。

また、以前から似たようなプラグインが出てました。

思想は同じだと感じていますが、
Quantumは歪みがあってえげつない音も作れます。

どちらがいいというわけではないですが、
今まででは作れなかったサウンドが作り出せるのではないかと思います。

マニュアルから引用すると、
信号はこんな感じに分けられているそうです。

マニュアル見ると、安定した音の部分をトーナルととらえ、
原音から引いた残りをトランジェントとしているとのこと。

このプラグインの肝は中央の「STRUCTUAL SPLIT」と思います。

そのパラメータは、どれも音の分離の微調整になります。

  • Smoothing:トランジェントとトーナルの境界をにじにじませるもののようです
  • Transient Decay:Smoothingの追加調整で微調整のために使うようです
  • Source:入力音源の種類です。分析に使うんだと思います
  • Focus:中央の時、トランジェントとトーナルの分離はプラグインの検出値です。故意に変えるときに使うようです
Sourceの内容

ここで入力信号を分離して、
あとはそれぞれにエフェクトをかけるんですね。

使う側のアイデアやイメージ次第ってところだと思います。

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