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簡略表記とバズワード

近年、横文字の頭文字をとって表記する「簡略表記」が当たり前になってきていますよね。これには大きな疑問(はっきり言えばわかりにくい)を持っています。

最近自分で書いたワードですが、RPA(Robotic Process Automation) 。

他にはPDCAサイクル(Plan、Do、Check、Action。計画、実行、精査、見直し)や5G(Five Generation。第5世代通信。今の4G LTEの次の通信規格。経済で言うG7とかとは違う)、HTML(HyperText Markup Language。Webサイトを記述する呪文のようなもの)等々、きりがありません。

知っておくべきもの、新聞のように紙面が決まっているもの(しかし新聞はたいてい初出の部分に注がついている)での表記は致し方ないですが、何でもかんでもこれで書くのはいかがなものかと。

そもそもいちいち調べなくてはいけないようなワードを平然と書くのは親切でないし、独りよがりだと感じます。せめてWikiのようにリンクを張るくらいしてほしい。

じぶんもついついやってしまいますし、自分のあたりまえが世界のあたりまえと錯覚することもあります。でも、「他人に読んでもらうこと(読んでもらいたい気持ちがあること)を前提にしているならば、せめて投稿の前に、気持ちを落ち着けて、文章の読み返しをする習慣を持ったらよいと思います。

最後に、国によって同じ言葉が違う意味を持つことがあると思います(例えば「トランプ」、日本ではジョーカーを含む44枚の遊戯用のカードを指しますが、もともとはゲームの名前(”ポーカー”、”ババ抜き”みたいな)でした。欧米では「Playing Card」というそうです)。

今自分が気になっているのは「バズワード」という言葉。Wikipediaの引用ですが、日本語での意味は「もっともらしいけれど実際には定義や意味があいまいな用語のこと」。

英語では「特定の期間や分野の中でとても人気となった言葉のこと」だそうです。

知らないことを恥と思い「バズワード」使っていませんか?この”恥”の文化、時には美徳ですが、昨今の、特にIT業界では邪魔者になってきています。これについてはまた別の機会に。

それでは、今日一日が良い日になりますように。ありがとうございます。